12月に読んだ本
12月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:529
ナイス数:10トリニティ、トリニティ、トリニティの感想
「トリニティ」が指す複数のことがらをからめて、からめて、からめとりながら話が進んでいく。病気なのかテロなのか、老人たちの行動が鮮烈で、読後も頭から離れない。意思をもってやっているのでしょう、と熱い気持ちで確かめたくなる。
読了日:12月19日 著者:小林 エリカビリー・ジョーの大地の感想
1934年から1935年のオクラホマ州パンハンドル地方。大恐慌の時代で、とくにこの地域は旱ばつ、日照り、土嵐のせいで農耕も日々の暮らしも苦しめられています。14歳のビリー・ジョーはピアノが得意で、つらいときもピアノが気持ちを明るくしてくれるのですが……。あらゆるものにまとわりつく砂埃の先に光が見えてくる、最後のほうの章がとてもよくて感動します。
読了日:12月03日 著者:カレン ヘス
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