« パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド | トップページ | 少女探偵ナンシー・ドルー »

オペラ魔笛

28日(土)、兵庫県立芸術文化センターへ、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2007『オペラ魔笛』を観に行ってきました。このセンターへははじめて行ったのですが、阪急の西宮北口駅から連絡ブリッジがあって、とても便利。ガラス張りで明るいホワイエがすてきです。
さて、この『魔笛』を観に行くと決まってから、里中満智子さんのコミックで予習をしていきました。ドイツ語で字幕つきとのことだったので、ある程度ストーリーを把握していたほうがいいかなと思ったのです。コミックは『フィガロの結婚(マンガ名作オペラ6)』(中公文庫)です。「魔笛」、「ドン・ジョバンニ」、「セビリアの理髪師」も収録されています。基本的なことをおさえるのにぴったりなコミックでした。

さて、この日は初演。演出のエマニュエル・バステも、装置・衣装のアントニー・マクドナルドも、客席で観ていました(最後のカーテンコールで舞台にあがったので、わかった)。
兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏、指揮はもちろん佐渡裕さん。冒頭、童子3人が登場し、オーケストラのところまでやってきて、佐渡さんにサインをもらうというパフォーマンスに、客席から笑い声。この童子3人は狂言回しと言っていいのかな。全編とおして、いいタイミングで現れ、重要な役をしていました。最後のほうはモーツァルトの格好で出てきて、かわいかったです。
夜の女王は美しく、すばらしいソプラノでした。あの有名な、ものすごい高音の歌をナマで聴いたら、鳥肌たちますね。娘のタミーナにザラストロを殺せという場面の曲です。
今回の『魔笛』は、現代にぐっと近づけた設定になっています。衣装も現代風。パパゲーノなんて、ただのアウトドア青年みたいな格好です(タンクトップ&短パン)。モノスタトスをはじめ、ザラストロに仕える男たちは、みなさん清掃作業をしている人の格好です。実際、モップをもって、掃除をしていますし。あと、パパゲーナが最初に老婆の姿で現れるときも、清掃作業のおばさんの格好。ピンクの炊事用ゴム手袋をしているし。ふむ……。こんな衣装じゃ、ちょっとさびしかったです。
パミーナは夜の女王ほどではないですが、きれいでした。でも、タミーノ王子は、もうちょっと美男でもよいのになあ(好みは人それぞれですが)。オペラって、当たり前なんだけど、歌もうたえて、演技もできて、容姿端麗じゃないといけないから、たいへんですね。3人の侍女たちは、カラフルでおしゃれな衣装、ふくよかな容姿、コミカルな演技で楽しかったです。
2幕のほとんど最後のほうで、パパゲーノがパパゲーナを思ってうたう「ぱぱぱぱぱぱぱぱ」っていうあの曲、すごく好き。いまも耳に残っています。パパゲーナが舞台の上からかご(のようなもの)にのって降りてきたときは、会場がわっとわきました(パパゲーナ役は日本人でした)。
『魔笛』は、35歳で亡くなったモーツァルトの遺作なのだそうです。帰り道、映画『アマデウス』をもう一度観たいなあと思ったのですが、そういえば、この『魔笛』の映画が公開されているのですね。こんなのらしいです。ちょっと観てみたいです(とういか、音楽を聴いてみたいです)。

|

« パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド | トップページ | 少女探偵ナンシー・ドルー »

音楽」カテゴリの記事

演劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド | トップページ | 少女探偵ナンシー・ドルー »