綱渡りの男

『マン・オン・ワイヤー』という映画、ごぞんじですか。公式サイトはこちら。今はもうない、ニューヨークのワールドトレードセンターに綱をかけてわたったフィリップ・プティという人の話。

一部映像がテレビで紹介されていて、ほんの数分見ただけなのに、その高さ、あやうさ、でも、なにか確かなものも感じ、さらには孤独も感じて(でもきっと心の中は、夢に、あるいは人に支えられていると想像もしたりして)……映画、観てみたい。

で、「あ、この人の絵本があったはず!」と思い出して、読みました。
『綱渡りの男』(モーディカイ・ガースティン作/川本三郎訳/小峰書店)です。
この表紙の絵もすごい。足の下をカモメが飛んでますから。
無許可で綱渡りをしたので、仲間たちと綱を張るところからヒヤヒヤです。
どの絵もアングルがおもしろくて、壮観。
Wii Fitの綱渡り、いつまでたっても初級をクリアできないわたしでも(←どんくさいのだ)、気分だけ綱渡りできます。

関西では、大阪・梅田ガーデンシネマまで行かないと観られないみたいですね。この映画館は梅田スカイビルというふたごのっぽビルにあるため、『マン・オン・ワイヤー』気分を味わってもらおうと、映画を観た人には空中庭園展望台の割引券をくれるそうですよ(笑)。詳細はこちら

| | コメント (4)

阪急電車

やっと読めました。『阪急電車』(有川浩/幻冬舎)。
噂どおり、おもしろい本でした。
阪急電車今津線の、宝塚駅から西宮北口駅まで、1駅1駅で乗っている人をつないで物語が進みます。

……って、説明しても「どういうことやねん」と思われるかもしれませんが、まあ読んでみてください。

本の真ん中で、西北(西宮北口の略称です>関西圏以外のかた)から、また折り返して、宝塚駅にもどります。これは、前半のちょうど半年後の物語。

阪急電車今津線の駅は、だいたい、なにかしらで1度は降りたことがありますが、宝塚南口駅と小林駅(おばやし、と読みます)は降りたことがありません。小林駅がそんな「いい駅」だったとは知らなかった。

えっちゃんたち、女子高生のおしゃべりが、最高におもしろかった。関西の子は、こういうノリだわ(もちろん、そうではないブルジョアな感じのお嬢さんも、阪急沿線にはたくさんいらっしゃいますが)。
「オチは! オチはどこや!」「何段オチやねんこの話!」と、心のなかで突っ込む乗客ミサにも大きくうなずいてしまいました。

あとがきに、「JR宝塚まで出て三田篠山(さんだささやま、とルビあり)……と言っても地方の方以外分からないと思いますんで大雑把に兵庫の山深い方面ということにしときます、そっちへ乗り換えるとあちこちの山へ潜り放題」と書いてあって、苦笑しました。わたしが住んでいる三田は、山深い方面に入っちゃってるよsweat01

『図書館戦争』シリーズで、ラブラブでれでれなストーリーで笑わしてくれた有川浩さん。『阪急電車』でも、やっぱりその有川浩さんだーと楽しく読ませてもらいました。

| | コメント (5)

君と一緒に生きよう

あっというまに、7月に入りました。今年前半、なにしてたんやろう……ばたばたと毎日過ぎた感じ。

きのう、ひとつ終わり、次の波は今週末ごろから来るでしょうか。どちらもサポートのお仕事だけれど、いい本なので、形になるのが楽しみです。

さて、先日、コメントで紹介してもらった森絵都さんの『君と一緒に生きよう』(毎日新聞社)を読みました。

感動。

捨て犬や野良犬、保健所から救い出してきた犬など、行き場のない犬たちを保護して、里親を探す活動をしている人たちと、犬たち、そして里親になった人たちのエピソードを綴った本です。全部実話。最後にはその犬たちの写真が載せてあります。この写真が、1冊読み終えたあとの、うれしいおまけで、「女王くるみはあなたでしたか」とつぶやいてみたり、飼い始めてから犬アレルギーが出ちゃった功一くんとマナがいっしょの写真でうるうるきたり。
いちばん最後の13章「救われない命たち」は、森さんがこうしてこの本を(というか新聞の連載を)終えたかった、締めくくりたかったという意思が伝わってくる章で、思い出しただけでもまた涙が出ます。

我が家に犬を迎えたいと思いはじめたとき、わたしもこの本に出てくる人と同じで、犬の里親募集のサイトをあちこちのぞいていました。でも、どうしても思い切れなかった。成犬が多いことと、やはり心に傷をおっている犬をまるごと受け止め、さらにしつけをする自信がなかったから。第一、保護団体のサイトには必ず、「犬を飼った経験のある方」という条件が書かれています。わたしはこれまでに一度も犬を飼ったことがありませんでした。

散歩の途中で出会う犬と飼い主さんと話をすることがあります。だいたい犬の年齢や性別からたずねて、お知り合いになることが多いのですが、年齢がわからないというdogは、たいてい保護団体から引きとった犬か、拾った犬。じっさい、何人かそういうかたとdogを知っています。
「お産をしていた野良犬を見かけて、その母犬と娘犬を引きとった」と言われるかたもいます。サクラとオードリー。そのときに生まれたきょうだい犬たちも、通りかかった人のつてで、みんなもらわれていったそうです。
こういう話を聞くと、トイプー専門のお店で出会ったぱるのこと、ちょっと負い目に感じてしまったり……一生を、毎日毎日をたいせつに一緒に生きていけば、そんな気持ちになる必要はないとわかってはいるんですけどね。

いい本を紹介してもらってありがとうございました>Bさん。

| | コメント (0)

おみやげ

先週、韓国に出張していたオットがおみやげを買ってきました。
うちには韓国のりとゴディバのチョコクッキー。

そのほか、会社のいろんな部署にと買ってきたもののなかから、おもしろいのを発見。
クリックして大きくして見てください(横むいちゃってて、すみません)
Omiyage
上は冬ソナ、下はチャングムですね。
チャングムの箱に書いてある漢字、なんでしょう。「医女」という意味?
その下のハングルは쿠키……意味を調べたら「クッキー」でした。
「医女クッキー」だとしたら、すごいネーミングです。
残念ながら、今朝オットが会社に持っていってしまったので、味はわかりません。
冬ソナのほうの箱の写真は、どれも顔がはっきり写ってなくて、もしかしたらペ・ヨンジュンとチェ・ジウではないかもしれません(笑)。お菓子は北海道の「白い恋人」にそっくりです。

さて、いましている仕事、もうひとふんばり。明日が締切です。
今日の英語講座休んで仕事したいけど、先週も休んでしまったし……がんばっていかねば。

| | コメント (0)

11日ぶり

すっかりご無沙汰してしまいました。

ここのところ毎日、やり残したことがあるのに(それはささいなことだったりもしますが)、夜はぱたっと眠くなり、あっというまに次の日という感じでした。mixiとブログを絶ち、誘ってくれる友人にも断りメールを打って家にこもり、月曜日の英語講座もさぼり(Oh, No!)、なんとかちょっと落ち着きました。次の波が来る前に、きょう(水曜日)は図書館へ予約の順番がまわってきた本5冊とりにいき(きょうとりにいかないと次の人にまわされる)、郵便局で税金の払い込み(6月末締切)と仕事で使っていた物を持ち主さまに返送。きのうは長らく借りていたマンガ「テニスの王子様」10冊を友人に返せたし、いろいろ気になっていたことが片づいて、すこし気分がすっきり。
Supokon
写真は、お返ししたテニプリ16巻から25巻と、しゅんが図書館で借りていた「あしたのジョー」1巻から3巻。
テニプリを読むと、足にウェイト(両足に500グラムずつ)をつけたくなるわたしは変でしょうか。ほぼ1日、椅子にすわって仕事をしているのに足にウェイトつけても意味あるのだろうか?(←ないない)家事をしているときは、少しは効果があるような気がしています。ウェイトをはずしたとき爽快なので。
アニメがきっかけで、しゅんがはまった「あしたのジョー」。きょう、図書館でついでに返却したら、カウンターにいた司書さんにアンドルー・ラングのシリーズのことで話しかけられ、なんだか恥ずかしかったです。「あしたのジョー」は息子が読んだんですよとか、よけいな言い訳をしそうになりました。面が割れていることが、はっきりしましたsweat02変な本(ってどんな本)、借りにくくなりました。

| | コメント (2)

ターミネーター4

きのう、公開初日に観てきましたscissors映画『ターミネーター4』、おもしろかったgood
公式サイトはこちら
ガイドブックの仕事のおかげで、すっかりターミネーター・シリーズに詳しくなり、ひじょうにじっくり、思い入れたっぷりに観ることができました。シリーズのこれまでの3作に比べると、断然あかぬけて、「かっこいい! クール!」というのが素直な感想。(いえ、前3作も、ガイドブックを訳すときにあらためて観なおしたら、そのあかぬけなさがかえっておもしろかったのも認めますが)
今回は、このシリーズ全体のストーリーをきちんと追うこともできました。
ジョン・コナーと若いカイル・リースが出会う場面なんかちょっと鳥肌たった(笑)。
マーカス・ライトという『ターミネーター4』独自のキャラクターのストーリーも興味深かったです。「人間VS機械」を深く考えさせるためのキャラクターということなんでしょう。そういえば、ヘレナ・ボナム・カーターがちょっとしか出てこないのに、インパクト強いです。
審判の日を迎えたあとの世界で、物資が不足しているというのに、抵抗軍は爆薬も弾丸もいっぱいあるのね〜と、ひそかにツッコミを入れてしまいましたが(笑)、それほど、全編とおして、爆発、派手です。空中から撮影されているセブンイレブンのシーンがとくにすごいのでご注目。
そして、なにより、ジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルと、マーカス・ライト役のサム・ワーシントンが男くさくて、かっこいいheart04(あ、若き日のシュワちゃんも←予告でもう出ちゃってますね)
機会があればもう1回観たいです。

| | コメント (2)

ジョーカー・ゲーム

勘違いしていました。少し前に書いた映画『ラッシュライフ』のこと。伊坂幸太郎さん原作、堺雅人さん主演ということで、ぜひとも観たいshineと思っていましたが、よく調べたら上映される映画館はたった1館、しかも東京・新宿down観れへんがな。東京芸大の学生さんたちがつくった映画なんですって。DVDにもならないのかな。もったいないthink
しかたないので、8月公開の『南極料理人』を待ちましょう。そして秋にはこんな映画の公開も(笑)。つけ鼻してるらしいです。

前置きが長くなりましたが……(前置き、なのか?)
ずっと本を読む余裕がなくて、これではいかんと、久しぶりにミステリを読みました。『ジョーカー・ゲーム』(柳広司/角川書店)という昨年の「このミス」国内編第2位の本。戦時中の日本、陸軍の中佐が創設した「D機関」と呼ばれるスパイ養成学校にまつわる5つの短編がおさめられています。陸軍の軍人として骨の髄まで浸透している思想と相反するものを求められるスパイ。そこんところをしっかりおさえて読むと、おもしろかったです。上海が舞台の「魔都」の筋の意外性が好きです。最後の話「XX(ダブルクロス)」は、犯人はやっぱりそこだよねーと予想はできたけれど、わりとクールな短編がならぶなか、これは心情をあつかったものということでよかった。
1冊読むと、また本を読みたい熱がむくむくと……うまく時間をやりくりして読んでいければいいなあと思います。

| | コメント (0)

プレゼントの希望は

誕生日でした。
大台にのってからは、1も2もそう気分がかわることもなく……つぎの大台にのるときはまたちょっと気持ちも違うのだろうなとは思うのですが。
オットがプレゼントを買ってくれるというので、希望を言いました。
Fossilの腕時計watch
やまねこ翻訳クラブ会員が1年間のベストブック(翻訳児童書・絵本)を選ぶ「やまねこ賞」で、大賞に輝いた本の翻訳者は賞状のほかに副賞としてこのフォッシルの時計を贈られるのです。ずっとあこがれてたの〜heart04わたしが大賞の翻訳者になることはなさそうなので、誕生日プレゼントにリクエストしちゃいました。わーいわーいshine
(←いいのか、これで。いいのだ、これで。わたしはわたしの翻訳道をぼちぼち進むさ〜)

| | コメント (9)

応援団

きょうは小学校の運動会でした。
しゅんは赤組の応援団に入りました。応援団は、5、6年生の各クラスから、赤組白組それぞれ男女ひとりずつが入ることになっています。「うちの組の赤、だれも立候補せえへんかったら、してしもた」のだそうで……しかし、「してしもた」もんはやるしかない。というわけで、朝休みも昼休みも、友だちと遊べず、ひたすら応援団の練習をしていたようです。赤組応援団の団長が、空手で同じ級の6年生だったそうで、「なんかなってしもた」のしゅんも、このめぐりあわせはうれしかったみたいです。大声を出すとか、気合いを入れるとか、なにやら空手の型と共通することも多いみたいだし、まあ、がんばりたまえ……と言いながら、数週間がすぎ、新型インフルの影響で運動会の開催が1週間延びたりもして(もちろん休校中は練習もありませんが)、きょうが本番。
Ouendan
写真はエールの交換をしているところ。手前の子がしゅんです。
これは朝の開会式の応援合戦で、まだみんな元気いっぱいでした。
さてさて、運動会中、得点が関係する競技はすべて応援団が熱を入れた応援をします。
で、自分の出る競技やダンス(表現と呼びますが)はもちろん出ないといけないので、はっきり言って出ずっぱり。ゆっくり生徒席にすわるということはほとんどなかったんじゃないかな。
お弁当を食べに観客席に来たときは、かなりくたくたでした。
午後の最後のほうにあったリレーはぼろぼろ(もともと足は遅いのでしかたないけど)。

大会結果は赤白同点で引き分け。校長先生いわく、「こんなことはじめて」だそうです。負けなくてよかったと思ったのは親心でしょうか。
しゅんにとって、「ああ、終わった!」とこれまでの年とはちがう達成感をえられた運動会になりました。

帰宅後、驚いたことに、しゅんはさらに友人と外遊び。バレーボールしてきたらしい。5時に帰宅後、ぱたっと死んだように眠ってしまいました。疲れてるのはわかってるから、運動会後すぐに寝ればいいのに……ハイになりすぎて、すぐには眠れなかったのでしょうか。というわけで、きょうの空手の練習はしゅんはお休みしました(オットはひとりで行きました>えらいぞ!)。

| | コメント (0)

いらっしゃい

きのう、兵庫県知事さんからメールがきました(MLですが)。「新型インフルエンザひょうご安心宣言」を出したそうです。どうぞ、安心して兵庫県にいらっしゃいませ>みなさま。

今朝、日帰り出張のオットを駅まで送った帰り、大きなかばんを持った中学生たちに遭遇。まだ朝6時前だというのに。どうやら修学旅行? 行けたのね。よかったね。インフルエンザの影響で、兵庫県の学校の修学旅行は受け入れられないなんていうところもあったらしく、感染者数日本一は悲しいできごとでありました。

さて、ドラマ『スマイル』、追いつきましたぞ。番組サイトはこちら。録画を失敗していた回があって、いきなり町村フーズの社長(前田吟さん)のお葬式でびっくりしたりもしましたが……もうひとつ、「え?」と思ったのが、林誠司。ビト(まつじゅん)が「もうかかわりたくない」と恐れる男なんですが、過去のシーンでは髪ぼさぼさで何者かよくわからなかったんだけど、何話目かでやっとこれが小栗旬くんだったとわかりました(笑)。かなり悪役です。ファンの方、見てるかな。明日の10時、第8話です。

ところで、わけあって、大河ドラマ『新選組!』の第1話を見ましたsign03なつかしー。かっこいー。
で、近藤勇役(というか、まだ島崎勝太)の香取慎吾ちゃんを見て、「あ、眉毛つながりそう」と気づき、こち亀の両さん、アリかもーと、あらためて思いました。警官の制服そでまくりして、下駄はいてね。実写ドラマ、楽しみにしています。8月放送だそうです。

| | コメント (2)

«make my day